2019年1月19日(土)

全日空、格安航空新会社の設立発表 初年度黒字めざす

2011/7/21付
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全日本空輸は21日、格安航空会社(LCC)大手のエアアジア(マレーシア)とLCCの共同出資会社「エアアジア・ジャパン」を設立すると正式発表した。成田空港を拠点に来年8月から国内線と国際線を就航させる。全日空の伊東信一郎社長は同日都内で会見し、「既存航空の半額から3分の1の運賃を売り物に初年度から黒字を目指す」方針を明らかにした。

伊東社長は成田の発着枠が2014年度に22万回から30万回に拡大することを踏まえ、海外勢の参入などで「今後は成田がLCCの主戦場になる」と指摘。「エアアジアのブランドとノウハウを活用し、新たなLCCを迅速に立ち上げるべきだと判断した」と説明した。

全日空は関西国際空港を拠点に来春就航するLCC「ピーチ・アビエーション」にも3割を出資しているが、「ピーチは独自経営でアジア進出を目指している。新会社とすみ分ける発想はない」(伊東社長)とした。

会見にはエアアジア創業者のトニー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)も出席。「我々は既存顧客ではなく、あくまで新規需要を開拓していく。LCCのマーケットは大きく、新会社もピーチも共存する余地がある」と述べた。

エアアジアは昨年12月に日本初となる羽田―クアラルンプール線を長距離子会社で就航。10年の旅客数は2568万人で全日本空輸(4305万人)の6割だが、マレーシア航空(1311万人)を上回っている。

成田に現在就航しているLCCは豪ジェットスターや韓国系など3社4路線。日本航空もジェットスターとの共同会社を検討中で、12年の就航を目指す。LCC各社の競合が激化しそうだ。

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