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容量1.4倍のリチウムイオン電池 京大とパナソニック

京都大学は21日、パナソニックと共同で新しいリチウムイオン電池を開発したと発表した。電極に高分子材料を使うのが特徴。現行に比べ電池の容量が1.4倍大きく、2分でほぼフル充電できる。今後、どのような用途に向くか検討を進め、早期の実用化を狙う。

京大の吉田潤一教授らは、正極向けに新しい高分子材料を合成した。負極に金属のリチウムを使い、直径2センチメートル、高さ1.6センチのコイン型の電池を試作、性能を調べた。

その結果、容量が増え、急速に充放電できることを確認した。また、充放電を500回繰り返しても、容量の低下は17%にとどまった。現行のリチウムイオン電池と同等という。詳しいメカニズムはこれから解明するが、高分子によってリチウムイオンが移動しやすくなったためと吉田教授はみている。

高分子といった有機物を電極に使う電池の開発はリチウムの使用量低減につながることから研究が進んでいる。ただ、高容量で急速の充放電が可能で、しかも劣化しにくいという特性を同時に満たす材料はこれまでになく、実用化は難しいとされていた。

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