/

アルバックとサウジ基礎産業公社、車向け樹脂技術で提携

半導体製造関連装置大手のアルバックと化学大手のサウジアラビア基礎産業公社(SABIC)は21日、自動車の窓ガラスなどに使うポリカーボネート(PC)樹脂の生産技術で提携すると発表した。SABICが持つPC樹脂技術に、アルバックの真空技術を使った化学的気相成長法(CVD)成膜装置を組み合わせて量産化を進める。現在ガラスが主流の自動車の後部窓の代替を目指す。

今回の提携で、SABICはPC樹脂の生産関連技術を提供し、アルバックが装置の開発を進める。納入期間は「7~8カ月程度」(アルバック)で、早ければ来年初めにも量産に向けた生産体制が整う。今後5年程度で30~50台の装置の出荷を見込んでいる。

PC樹脂は、耐衝撃性や軽さ、透明性などでガラスより優れた高機能樹脂として注目され、自動車のヘッドランプではガラスからの代替が進んでいる。車両の軽量化により二酸化炭素(CO2)排出量を削減できる。成型がしやすいことからワイパーなど自動車の関連部品の形状に合わせた設計の省力化が図れるという。

ヘッドライトなどに使われているPC樹脂製品では、樹脂層のうえにシリコン層を重ねた2層構造が一般的。SABICは有機ケイ素を使った「プラズマ層」を重ねた3層構造にすることで、傷つきにくくし、ワイパーなどと接触する自動車後部窓で、ガラスからPC樹脂への置き換えを目指す。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連企業・業界

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン