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JXエネ、根岸製油所を再稼働 全体精製能力7割回復

JX日鉱日石エネルギーは21日、東日本大震災の影響で停止していた根岸製油所(横浜市)が再稼働したと発表した。同製油所の石油精製能力は日量27万バレルと東日本では最大で、東北や首都圏へのガソリンや灯油などの供給能力を高める。あわせて水島製油所(岡山県倉敷市)でも精製能力を増強。グループ全体の精製能力は同110万バレルと震災直前の約7割まで回復した。

根岸製油所は地震発生時に装置が自動停止したものの、装置自体には損傷はなかった。21日午前から安全性を確認し装置が稼働し、順次ローリーで出荷した。徐々に稼働率を高める。

一方、同社最大の水島製油所では同日、3基ある常圧蒸留装置で合計日量2万バレルの能力増強を実施。精製能力を同40万バレルまで引き上げ、東日本向け製品供給のバックアップ体制を強化した。

JXエネルギーでは震災で根岸を含む3製油所が停止した。損傷が激しい仙台(仙台市、同14.5万バレル)、鹿島(茨城県神栖市、同25.2万バレル)の両製油所は操業再開のめどは立っていない。また大阪製油所(大阪府高石市、同11.5万バレル)は4月13日まで定期修理中となっている。

大震災の影響で首都圏ではJXエネルギーの根岸と鹿島のほか、コスモ石油の千葉(千葉県市原市)、極東石油工業の千葉製油所(同)も操業を停止。ガソリンなどの供給能力が低下しガソリンスタンドでは品不足が深刻になったが、極東石油千葉に次いでJXエネルギー根岸も再稼働し、製品需給の逼迫(ひっぱく)は徐々に解消される見込み。

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