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映画5000本を1秒で送信 新型の光ファイバー開発

NTTなど、通信容量は現行の1000倍

NTTとフジクラ、デンマーク工科大学などは、インターネットの通信容量を大幅に増やす光ファイバーを開発した。現在実用化されている光ファイバーの1000倍にあたる毎秒1ペタ(ペタは1000兆)ビットの情報を送れる。ハイビジョン映画約5000本を1秒で送れる換算。ペタ到達は世界初で、大容量通信に対応する次世代の光ファイバーに技術を活用する。

成果はオランダで開催中の光通信国際会議で20日に発表した。

実用化されている光ファイバーに1本しかない光の通り道を複数つくれば、送れる情報量は増やせるが、互いの光に悪影響を与えてしまうのが課題だった。研究チームは配置を工夫することで影響を抑え、12個の通り道を持つ光ファイバーを開発した。

現在のインターネットの中継地点間の距離50キロメートルで実験したところ、光ファイバーの各通り道に222種類の光、合計で毎秒1ペタビットの情報を送れた。現在実用化されているのは毎秒1テラ(テラは1兆)ビット、これまでの研究開発段階で最大は毎秒305テラビットだった。

ネットを行き交う情報量は10年で10倍になったとされ、スマートフォン(高機能携帯電話)や画像の交換などで今後も急増する見通し。大容量の光ファイバーの開発が急務となっている。

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