2019年5月20日(月)

新和海運と日鉄海運、中堅海運2社が合併

2010/5/20付
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中堅海運で日本郵船系の新和海運と新日本製鉄系の日鉄海運(東京・千代田)は20日、10月1日付で合併すると発表した。新会社は新日鉄向け鉄鉱石や原料炭などの資源輸送事業を核に、中国やインドなど日本発着以外の「三国間輸送」需要を取り込む。両社の2010年3月期売上高の単純合計は約1290億円。数年で1500億円に引き上げる。

新会社は「NSユナイテッド海運」。存続会社の新和海運が日鉄海運を吸収し、上場は維持する方針。日鉄海運株1株に対して新和海運株1.6株を割り当て交付する。新社長には日鉄海運社長の島川恵一郎氏、副社長には新和海運社長の杉浦哲氏が就任。新会社には新日鉄が34%、郵船が18.74%出資、両社の持ち分法適用会社となる。

新会社は新日鉄向けの鉄鉱石の輸送シェアが5割弱に高まる。新社長に就任する島川氏は20日の記者会見で「新日鉄のグローバル展開に合わせていくことに加え、中国やインドを発着する3国間輸送の需要も取り込む」と強調した。

両社は3月末時点で鉄鋼原料輸送船を中心に122隻の船を運航する。30隻弱の発注残もあるという。10年3月期の売上高は新和海運が951億円、日鉄海運が339億円だった。

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