2019年2月19日(火)
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コジマ、木村会長が社長兼務に 創業一族以外で初
寺崎社長は退任

2013/8/19付
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家電量販店のコジマは19日、木村一義会長(69)が9月1日付で社長を兼務する人事を発表した。創業一族の寺崎悦男社長(55)は同日付で相談役となり、11月の株主総会後に取締役を退任する。ビックカメラの傘下入りから1年余りが経過し、ビックの取締役を兼務する木村氏に権限を集中し、経営再建を加速する。

木村一義氏

寺崎氏はコジマの創業者である故小島勝平氏の兄の娘婿。寺崎氏と同じ娘婿の佐藤元彦氏も株主総会後に取締役を退任するため、コジマの経営陣から創業一族は姿を消す。日興コーディアル証券会長などを務めた木村氏は経営とM&A(合併・買収)戦略の指南役としてビックの顧問となり、12年にコジマの取締役に就任。コジマでは創業一族以外で初めての社長となる。

コジマは昨年6月にビックの傘下に入り、一部の既存店でカメラやスマートフォン関連商品を大幅に拡充するなどビック流の店舗運営手法を順次導入。今年6月にはビックとポイント制度を共通化した「コジマ×ビックカメラ」の1号店を既存店を改装する形で北九州市に開いた。

1号店の月次売上高が改装前の約2倍で推移するなど「統合効果が進んで業績改善のめどが立ってきた」(木村氏)ことからビック主導による経営改革を加速。店舗運営のテコ入れに続き、今秋からは商品の仕入れや在庫管理のシステムをビックと統合する。

一段の合理化を進めるため、コジマは同日、13年8月期決算に長期滞留在庫の処分に伴う特別損失を計上することも発表した。粗利益率の圧迫要因となっていた在庫の赤字販売を見直すため。特別損失の金額は10億円程度になるとみられる。一括処分に踏み切ることで14年8月期の業績は改善する見通しだ。

木村 一義氏(きむら・かずよし)67年(昭42年)新潟大人文卒、日興証券入社。日興コーディアル証券(現・SMBC日興証券)会長などを経て、12年ビックカメラ顧問、コジマ取締役。13年コジマ会長。三重県出身。

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