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キリンHD、調味料事業を売却 三菱商事に

キリンホールディングス(HD)は18日、調味料や食品素材事業を手掛ける100%子会社、キリン協和フーズ(東京・品川)を三菱商事に譲渡すると発表した。2015年1月までに協和フーズの全株式を売却する。売却益は305億円。中核の飲料事業に集中したいキリンHDと、買収で海外での事業拡大を狙う三菱商事との思惑が一致した。

キリンHDは7月1日にキリン協和の約81%の株式を譲渡。社名や商品ブランドなどを変更したうえで残りの株式を15年1月1日に売却する。ビール類に使う素材など取引関係は継続する。売却で得た資金は株主還元や借入金の返済に加え、国内外で展開する既存事業への投資にあてる。

キリン協和は09年にキリンHD傘下の協和発酵フーズとキリンフードテックが合併して発足。外食チェーンや食品メーカーなどに調味料や加工食品用の素材を販売するほか、家庭用でもうま味調味料「いの一番」などを展開する。12年12月期の売上高は713億円、営業利益は15億円。

キリンHDはここ数年、ホテルや健康食品など中核事業以外の切り離しを進めている。本業への集中を進めることで国内事業の立て直しや海外での事業拡大につなげる。

一方、三菱商事はキリン協和の買収で食品素材・添加物事業の売上高が1000億円を超え、同分野で世界10位以内に入る見通し。今後はアジアや欧米で築いた販路を活用し、キリン協和が持つ食品素材を世界で拡販する考えだ。

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