食品スーパーの東京ストアー、民事再生法適用を申請
東京ストアー(食品スーパー、金沢市)は18日、金沢地裁に民事再生法の適用を申請した。負債総額は約55億円。1959年の創業で石川県内で10店舗を持つが、県外の食品スーパーの相次ぐ出店により採算が悪化し、資金繰りが厳しくなっていた。
民間調査会社の東京商工リサーチによると、東京ストアーの2012年3月期の売上高は136億円で、ピーク時の01年3月期に比べると2割以上減少した。岐阜県を地盤とするバローなどが金沢市内で店舗を増やし、競争の激化で業績が悪化していた。