2019年6月19日(水)

「てんや」など、エビのメニュー相次ぎ中止 価格高騰

2013/10/17付
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外食各社が輸入エビを使ったメニューを相次ぎ縮小している。産地の東南アジアで伝染病が広がり、仕入れ価格が高騰しているためだ。ロイヤルホールディングス(HD)は天丼チェーン店「てんや」で、主力商品「上天丼」の販売を休止。アークランドサービスはとんかつ店で一部商品の提供を取りやめた。

ロイヤルHDは21日から、てんやで上天丼と「海老天そば(同うどん)」の販売を休止すると発表した。同社はベトナム産の輸入エビを使用してきたが、「調達費用の上昇に耐えきれなくなった」としている。代わりにエビの量を減らした新メニューを投入する。

アークランドサービスはとんかつ店「かつや」で、9月下旬からベトナム産エビなどを使った「エビフライ丼」と「エビフライ定食」の提供を休止。一方でエビを減量した「海老・ヒレ・メンチカツ丼」などを売り出した。天丼店「さん天」を運営するサトレストランシステムズはエビの仕入れ先見直しに着手した。

価格高騰の主因は東南アジアのエビ養殖場で「早期死亡症候群」(EMS)と呼ばれる病害が広がり、生産が大きく減ったことだ。世界最大の輸出国であるタイで生産する一部銘柄の国内卸値は昨年同時期と比べて約2倍に達し、過去最高となった。外食各社は新メニュー開発や調達ルートの見直しなどの対応に追われている。

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