2019年8月17日(土)

早すぎる就活を見直し 商社団体案、選考4年の8月以降

2010/11/17付
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商社の業界団体である日本貿易会(槍田松瑩会長)は17日、企業の採用活動の開始時期を現在よりも4カ月程度後ろにずらす見直しの具体案をまとめた。週内にも見直し案を日本経団連に提出し、産業界に本格的に提言していく。

現在は学生が卒業・修了する年度の4月から始まっている選考活動を、8月ごろから始めるとする内容。2013年度入社の新卒採用からの見直しを目指すが、実現には採用数の多い金融機関や大手製造業が足並みをそろえるかが焦点となる。

現在は学生が卒業・修了する前年度の10月から始まっている企業説明会などの広報活動も約4カ月後ろにずらし、2~3月ごろの開始に見直す。内定時期は現状と同じく卒業・修了年度の10月1日以降とし、学生の就職活動期間を短くする。

また、卒業後3年以内で就職していない人材も新卒枠での採用対象とする。こちらはできるだけ早期に見直すという。

同日に都内で記者会見した槍田会長は、諸外国に比べ、日本は採用活動が早いと指摘。学生が学業に集中できない状況が「日本の閉塞(へいそく)感や地位低下にもつながっているのではないか」と述べ、見直しの動きを全産業に広げていく意向を示した。

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