2019年1月22日(火)

サークルKサンクスを完全子会社化 ユニー、持ち株会社に移行

2012/2/16付
保存
共有
印刷
その他

スーパー3位のユニーは16日、47.28%を保有するコンビニエンスストア子会社のサークルKサンクスにTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化すると発表した。すべて取得した場合の金額は765億円。ユニーは2013年2月21日付で持ち株会社に移行する。店舗開発や商品戦略を強化してイオン、セブン&アイ・ホールディングスの2強を追う。

TOBの買い付け価格は1株1780円で期間は17日~4月2日。7月中旬をメドに完全子会社化し、サークルKサンクスは上場廃止になる見通しだ。

サークルKサンクスは「サークルK」と「サンクス」ブランドで展開するコンビニ4位で、11年12月末時点の店舗数は6248店。最近は首都圏や北陸で有力フランチャイズチェーンが離脱して業界2位のローソンへ合流するなど、店舗網の拡大で後れをとる場面が目立っていた。

ユニーはサークルKサンクスを完全子会社化した後、店舗立地の開拓やプライベートブランド商品の開発を共同で手がける。仕入れや物流を事実上統合し、コストを減らしていく。早ければ来年中にもサンクスの海外1号店を出す計画だ。

持ち株会社の名称は「ユニーグループ・ホールディングス」。ユニーの前村哲路社長が会長兼最高経営責任者(CEO)に、サークルKサンクスの中村元彦社長が社長兼最高執行責任者(COO)に就く。会社分割によって事業会社となるスーパー運営のユニーのほかサークルKサンクス、衣料品専門店のパレモなどを傘下に置く。

名古屋市内で同日記者会見したユニーの前村社長は「コンビニは高齢者も訪れる日常商品の買い物の場になってきた。スーパーを手掛ける親会社が支援し、上位企業に負けないようにする」と完全子会社化の狙いを語った。サークルKサンクスの中村社長は「受発注や物流をユニーと一体化することで、仕入れ価格を下げられる」と話した。

 持ち株会社「ユニーグループ・ホールディングス」会長に前村氏、社長に中村氏
 前村 哲路氏(まえむら・てつろ)72年(昭47年)鹿児島大教育卒、ユニー入社。01年取締役、06年常務、07年社長。鹿児島県出身。62歳
 中村 元彦氏(なかむら・もとひこ)82年(昭57年)愛知学院大商卒、ユニー入社。05年サークルKサンクス取締役、07年社長。愛知県出身。52歳

日経電子版が2月末まで無料!いつでもキャンセルOK!
お申し込みは1/31まで

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報