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ブリヂストン、大阪に使用済みタイヤ再生工場

ブリヂストンは16日、大阪市に使用済みタイヤの再生工場を新設した。回収したタイヤの表面のゴムを貼り替え、製品として出荷する。月産能力は3千本で、同社の再生工場では国内最大級。再使用できないタイヤは裁断し、燃料として販売する。タイヤの回収から再使用、裁断までを一貫処理する工場は国内で初めて。

近畿地方にある2つの再生工場を集約し「ブリヂストンタイヤリサイクルセンター大阪」を開設した。投資額は非公開。敷地面積は約7千平方メートルで同社のバス・トラック用の使用済みタイヤを再使用した「リトレッドタイヤ」を生産する。月産能力は従来の2拠点の合計に比べて3割程度増える。

リトレッドタイヤは新品のタイヤに比べて原料の使用量が少なく、価格も3分の2程度と安い。欧米で先行して広まり、ブリヂストンは2007年に米タイヤ再生大手のバンダグ社を買収するなど同事業の拡大を急いでいる。

同日、リサイクルセンター大阪で記者会見したブリヂストンの梶原浩二執行役員は「使用済みタイヤの調達から再生タイヤの生産、販売までを一括で手掛け、収益性を高められる」と述べた。

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