新日鉄住金「ヴァーレと協議」 モザンビーク炭鉱開発で

2013/5/16付
保存
共有
印刷
その他

新日鉄住金は16日、アフリカ南部のモザンビークで検討している炭鉱開発で、ブラジル資源大手のヴァーレとの間で鉄道や港湾などインフラ整備を協議していることを明らかにした。新日鉄住金が出資する合弁会社は今年4月、現地政府から開発認可を取得した。事業化に向け輸送手段の確保が課題になっていた。

新日鉄住金はオーストラリアの資源会社タルボット、韓国鉄鋼大手のポスコとともにモザンビーク北部での炭鉱開発を計画。新日鉄住金は自社が使用する原料炭の7%相当を調達する見通し。現状では産出した石炭を港湾まで輸送する手段が確保できていない。

ブラジルで鉄道建設・運営の実績があるヴァーレはモザンビークでも全長約900キロメートルの鉄道や港湾を整備中。新日鉄住金はこの設備の利用を念頭にヴァーレやモザンビーク政府と協議を進める。

またタルボットが開発プロジェクトからの撤退を決めていることについて、新日鉄住金は「新たなパートナーは近く決まる」(藤原真一常務執行役員)としている。同プロジェクトには一時、英資源大手アングロ・アメリカンが出資を表明していたが4月に撤回。開発ノウハウを持つ資源会社の参加が求められている。

電子版の記事が今なら2カ月無料

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]