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JX、ガソリンなど石油製品を緊急輸入 被災地に供給増

昭和シェルは輸出分を振り分け

東日本巨大地震による被災地の燃料不足を解消するため、JX日鉱日石エネルギーなど石油元売り各社が本格的な対策に乗り出した。JXは16日、ガソリンや軽油の緊急輸入を決めた。昭和シェル石油などは石油製品の輸出契約をキャンセルし、国内向けに振り分ける。元売り各社は緊急輸入と輸出の停止で、燃料不足が深刻化する被災地への供給を増やす。

JXは第1弾として韓国のSKイノベーション(旧SKエナジー)からガソリン4万キロリットル、軽油4万キロリットルの計8万キロリットルを購入した。同社の国内販売量の約1日分に相当する。今後も必要に応じて増やす予定だ。製品輸入は「震災を受けた異例の措置」(JX)。4月までに根岸製油所(横浜市)などに到着し、陸・海路で被災地などに転送する計画だ。中東産油国との長期契約も検討。コスモ石油なども製品輸入を検討している。

石油製品の輸出契約をキャンセルし、国内向けに振り向ける動きも始まった。昭和シェル石油は16日、ガソリンと軽油の計20万キロリットルの輸出停止を決定。同社の国内販売量の約6日分に相当し、全量を被災地を中心とした国内に回す。4月以降の輸出停止も検討中だ。

JXはすでに3月分の約20万キロリットルの輸出をキャンセルし、4月分の出荷停止も中国などアジアの需要家と交渉中だ。

出光興産も「震災直後に輸出停止を決めた」(前田泰則取締役常務執行役員)。商社系の石油会社にも輸出停止の動きが拡大している。

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