2019年1月19日(土)

「お~いお茶」とオロナミンC、同じ自販機に
伊藤園と大塚HD、人気飲料を相互供給

2011/2/16付
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伊藤園と大塚ホールディングス(HD)は16日、4月から自動販売機に商品を相互供給すると発表した。対象商品は伊藤園の緑茶飲料「お~いお茶」と、大塚HDの炭酸飲料「オロナミンC」。堅調な清涼飲料市場で人気商品をそろえ、自販機の利用増につなげる。

伊藤園と大塚HD傘下の大塚食品、大塚製薬が同日、業務提携した。伊藤園が業界6位の約15万台、大塚HDは同7位の約10万台の自販機を抱えている。このうちそれぞれが持つ約7万台に商品を相互供給する。

「お~いお茶」の年間販売数量は約8400万ケースで緑茶飲料で約4割のシェアを握る。オロナミンCも発売から約40年続くロングセラー商品だ。

伊藤園は茶系飲料に強みを持つ一方、炭酸飲料や機能性飲料では有力商品がなく、大塚HDも緑茶飲料が手薄だった。それぞれの有力商品を取り込んで補完し、自販機の販売力を高める。

自販機は定価販売が中心で、価格競争にさらされるスーパー向け商品などに比べて安定した収益が見込める。ただ、都心部など有力な設置場所が限られており、総数は約220万台で頭打ち。

このため自販機を巡る提携が始まっており、2008年にアサヒ飲料とカルピスが自販機事業を統合。商品の相互供給もキリンビバレッジとヤクルト本社、伊藤園とサッポロホールディングスがそれぞれ実施している。

10年の国内清涼飲料市場は前年を2%程度上回ったもよう。少子高齢化で縮小が続く食品市場では数少ない有望市場。

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