三菱商事、陸前高田市のホテル再建支援 1億円を出資

2012/8/16付
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三菱商事は16日、東日本大震災で被災した岩手県陸前高田市の地元ホテルの再建を支援すると発表した。同市唯一のホテルで津波により全壊した「キャピタルホテル1000」が移転新築するのにあたり1億円を出資する。ホテル経営者とともに同日、東京都内で会見した小林健社長は「ホテルの成功が陸前高田市の力強い復興と生活向上に寄与することを願う」と語った。

三菱商事が震災後に被災地支援のために設立した三菱商事復興支援財団が9月までにキャピタルホテルに1億円を出資する。同財団は出資から今後得る配当金の全額を陸前高田市に寄付する。

同ホテルは出資金のほか、国の補助金、気仙沼信用金庫の融資を元手に鉄骨3階建て40部屋の新ホテルを海岸から約2キロメートルの高台に建設する。総事業費は8億円強。

2013年6月の開業時に20人程度の従業員を採用する。うち半数は旧ホテルの元従業員を雇うほか地元高校の卒業生の採用も予定している。海岸沿いにあった7階建ての旧ホテルは震災前に40人の従業員を雇っていた。

同ホテルの小山剛令会長=写真(左)=は「いったんは事業再開を断念し、多くの市民から再開を求められ決意したが、すべてを喪失したなか最重要課題は資金調達だった」として支援に感謝の意を示した。

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