日本HP、電源不要のパソコン LANから電力
企業向け、消費電力20分の1に

2012/6/15付
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日本ヒューレット・パッカード(HP)は15日、電源が不要な企業向けパソコンを開発したと発表した。LAN(構内情報通信網)ケーブルを通じて電力を供給できる仕組みを採用した。液晶画面には従来より少ない光で画面を表示できるフィルムを内蔵。一般的な企業向けパソコンの20分の1の電力で稼働できる。

日本HPが発売する企業向けパソコン「シンクライアント」の新製品

日本HPが発売する企業向けパソコン「シンクライアント」の新製品

開発したのは端末側にデータを残さない企業向けのパソコン「シンクライアント」の新製品。7月下旬に発売する。液晶画面に米スリーエム(3M)製のフィルムを内蔵。従来液晶に比べバックライトの光を最大10倍多く透過できる。稼働時の消費電力は13ワット以下に抑えた。電力はIP(インターネットプロトコル)電話などで使われている、データ転送と電源供給ができるLANケーブルから給電する。価格は3万5000円。

シンクライアントはデータを端末に残さず、通信網を通じてサーバー側で処理をするパソコン。端末の故障や紛失による情報漏洩を防げ、企業の情報管理強化につながる。

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