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HISの12年10月期、純利益12%増 2期連続の最高益

エイチ・アイ・エス(HIS)が14日発表した2012年10月期の連結決算で、純利益は前の期比12%増の93億円だった。2期連続の最高益となる。円高で欧州やハワイを中心に海外旅行の需要が伸びたのに加え、国内では傘下のテーマパーク、ハウステンボス(長崎県佐世保市)の集客が寄与した。好調な業績を受け、年間配当は34円と前の期から2円増やした。

売上高は過去最高となる13%増の4314億円。事業の軸足を格安航空券からパッケージツアーの販売に移したことで、採算の改善が進んだ。ロンドン五輪の観戦人気なども追い風となった。欧州、北米などほぼすべての方面で利用客が2けた伸びた。

経常利益も過去最高で、22%増の134億円だった。子会社のハウステンボスは季節ごとに開催する花や音楽をテーマにしたイベントが好評で、HISの連結経常利益の25%を稼いだ。

9月以降、沖縄県・尖閣諸島を巡る対立などで日中間の旅客数は低迷しているが、同日記者会見した平林朗社長は「ハワイや欧州向けの旅行需要が伸びたため、業績全体への影響は軽微だった」と述べた。

13年10月期にHISが海外に送り出す旅客数は10%増の340万人程度になりそうだ。連結業績見通しは純利益が前期比7%増の100億円、売上高が14%増の4900億円。国際チャーター便の運航会社設立を今月発表したが、運航開始は来夏以降の見通し。HISの今期の連結業績への寄与は限定的とみられる。

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