iPhone4S発売、KDDIとソフトバンク激突

2011/10/14付
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米アップルの新型スマートフォン(高機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)4S」が14日午前8時から日本で発売された。国内で実質独占販売してきたソフトバンクモバイルに加え、KDDI(au)も販売を始めた。両社ともに7日から予約を受け付けており、14日は両社の系列店に多くの予約客が足を運んだ。

KDDIのショールームで「iPhone4S」を手に取る人たち(14日午前、東京都渋谷区)

KDDIのショールームで「iPhone4S」を手に取る人たち(14日午前、東京都渋谷区)

KDDIは50人の顧客を招いて原宿のショールームで式典を開催。田中孝司社長が「スマートフォンで出遅れたが、やっとここまできた」とアイフォーン人気への強い期待感を示すとともに、「アイフォーンによって皆さんがつながることができる」と自社の通信品質の良さを訴えた。

現在は2600あるauブランドを掲げた店舗のうちアイフォーンを販売するのは800店にとどまるが、月内に全店に広げる方針も明らかにした。

ソフトバンクの表参道の旗艦店には深夜から行列ができ、午前8時の販売開始前には200人以上が並んだ。式典出席のため同店を訪れた孫正義社長は「競争があるのは自然な姿」と、KDDIの参入を迎え撃つ姿勢を示した。

「iPhone4S」発売。ソフトバンクとKDDIが顧客獲得で火花

「iPhone4S」発売。ソフトバンクとKDDIが顧客獲得で火花

事前予約を受け付けていなかったアップルストア銀座では当日販売分を求めて徹夜でファンが行列をつくり、午前7時までに700人ほどが並んだ。先頭の会社員男性(24)は3日前から徹夜したといい、iPhoneの2台目をKDDI版で購入した。「新型はクラウドサービスが使えるのが魅力」と話していた。

東京・秋葉原のヨドバシカメラでは通常の開店時間より1時間半早い午前8時に、iPhone4Sの契約手続きを始めた。8時には予約整理券をもった客ら約90人が列をなした。列の先頭にいた男性会社員(33)は午前4時に来店。「出勤前に手に入れたくて早めに来た」と発売を待ち切れない様子だった。

同店ではソフトバンクモバイルとKDDI(au)を合わせ、契約の専用カウンターを約50席設置した。ただ「3日かけてもさばききれるかどうかというくらい予約がある」(松井昭二郎店長)といい、出足は好調のようだ。

ビックカメラ有楽町店(東京・千代田)には午前8時までに約200人が列をつくった。KDDIから購入した大学生の女性(21)は「ようやくauからも出てくれた。動画を撮るのが楽しみ」と笑顔で話した。

アイフォーン4Sは14日、日本のほか米国や欧州など7カ国で発売される。

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