シャープ、定昇凍結へ 業績大幅悪化でコスト削減

2012/3/14付
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シャープは13日、2012年春の労使交渉で定期昇給(定昇)の一時凍結を組合に申し入れる方針を固めた。12年3月期の連結最終損益が2900億円の赤字となる見通しのためコスト削減を急ぐ。今年の交渉で大手が定昇凍結を打ち出すのは初めて。労組側が受け入れれば主要企業としては09年以来の定昇凍結となる。

シャープは14日に定昇に相当する賃金体系の維持を組合に回答したうえで、後日定昇実施の凍結を組合に提案する。凍結期間は労使間で改めて協議するが、半年以上を軸に調整するとみられる。会社側は今回の定昇凍結を含め「賃金に関する緊急対策の労使協議を始めたい」としている。

シャープは年間一時金については、電機連合が求める「最低4カ月分」を確保する水準を回答する見通し。組合側は賃金改善要求は見送った。

電機業界ではリーマン・ショック後の09年に定昇凍結の動きが相次いだ。今期はパナソニックも7800億円の最終赤字を見込むが、賃金体系を維持する見通し。

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