太平洋クラブグループ、マルハンが再建支援企業に
会社更生手続き中のゴルフ場運営会社、太平洋クラブ(東京・港、永沢徹管財人)グループは13日、パチンコホール最大手のマルハン(京都市)が再建支援企業に決まったと発表した。債権者への弁済額やゴルフ場の運営をまかなえる資金力などを評価した。
太平洋クラブグループが新たに発行する株式をマルハンが約270億円で引き受ける。この資金を元手に、太平洋クラブなどが会員から集めた預託金の10%を弁済する。設備投資額は3年間で17億円を計画する。太平洋クラブの従業員の雇用は維持する。
太平洋クラブは2012年7月に東京地裁に民事再生計画案を提出。当初は同業大手のアコーディア・ゴルフの支援で再建する方針だったが、債権者の反対多数で否決された。同年10月には同地裁から会社更生手続きの開始決定を受けていた。
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