ソニーがサマータイム導入 25%節電に対応
夏に一斉休暇も
ソニーは13日、政府が夏の使用最大電力について大口需要家に25%削減を求めることを受け、節電の対応策をまとめた。7月から年末までのすべての祝日を出勤日とする代わりに、夏に計2週間程度の一斉休暇を設ける。毎日の就業時間を早めにシフトするサマータイムも導入する。
7~12月の間に計7日ある祝日を出勤日にし、冷房需要の増加で電力使用量が増える夏に休日を振り替える。有給休暇を会社が決めた日に取得してもらう措置も実施し、全社員が一斉に休む日を夏に計2週間つくる。
午前9時から午後5時半の標準的な就業時間を前にずらし、夕方の電力使用量を減らすサマータイムも導入する。ソニー本体のオフィスなどが対象で、労働組合と協議に入った。生産子会社などの対策は今後検討する。
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