2019年8月22日(木)

BS放送、チャンネル倍増 ディズニーなどが参入
新放送枠、新たに5社割り当て

2010/10/13付
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2011年以降の新BSデジタル放送の参入事業者が出そろった。電波監理審議会(総務相の諮問機関)は13日、米ウォルト・ディズニー系など5社(7チャンネル)に免許を割り当てるよう総務省に答申した。09年の認定分と合わせ、BSデジタル放送のチャンネル数は37とほぼ倍増、有料放送が大幅に増える。各局はBS・CSが受信できるデジタルテレビの普及を追い風に視聴者獲得を目指す。ただ有料放送市場は成長が鈍化しており、事業者間の競争が激化しそうだ。

BSデジタル放送はNHKや民放系を中心に現在19チャンネルある。11年7月のBSアナログ停波による周波数の空き地などを活用する新BS放送は、既に昨年6月にWOWOWや米FOXなど8社・団体(計11チャンネル)への免許割り当てが決定。11年10月以降の開局を予定している。

総務省は携帯電話の電波との混信問題が解決し、新たに使えるようになった7チャンネルの放送枠について、今夏に参入希望者を追加募集。12社が計18チャンネルを申請した。電監審は収益計画や過去の実績などを踏まえ、洋画放送のIMAGICAティーヴィや釣りビジョンなど5社に割り当てるのが適当と判断した。前回は落選したウォルト・ディズニーも放送設備の拡充や災害放送への対応などが評価され、2チャンネル分の放送枠を獲得。各社は11年12月から12年7月までに放送を始める計画だ。

地上波系の総合チャンネルが中心だったBS放送に、映画やスポーツ、趣味・教育など多彩な専門チャンネルが新たに加わる。既存のチャンネルの大半が無料なのに対して、新規参入する18チャンネルはうち16が有料で、BSでも有料放送市場が広がることになる。

視聴者の拡大に向けてはコンテンツの広がりに加え、地上デジタル放送、BS、CSの3波が受信可能な薄型テレビの普及が後押ししそう。電子情報技術産業協会(JEITA)によると、10年1~8月の薄型テレビの出荷台数は前年同期比67%増の約1233万台。「エコポイント」効果で単月でも2ケタ増が続いている。

来年以降の放送開始に向け、視聴者の関心が高まればハードの普及がさらに加速するとみられる。

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