12年の鋼材需要、10年比12%増 世界鉄鋼協会

2011/10/12付
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世界鉄鋼協会(ワールドスチール)は12日、2012年の世界の鋼材需要が10年比12.3%増の14億7360万トンになりそうだと発表した。先進国の伸びは8.1%にとどまるが、新興諸国が13.9%成長して世界全体をけん引する。同日、新会長に中国の鉄鋼大手、鞍山鋼鉄集団の張暁剛社長が選出されたことも発表した。中国人会長は初めて。

11年の鋼材需要は10年と比べて6.5%増えて13億9750万トンになる見通しだ。12年の鋼材需要予測を金融危機前の07年と比べると先進国は15%下回るが、新興諸国は44%上回りそうだ。

最大の鋼材消費国である中国の前年比増加率は11年に7.5%で、12年も6.0%となり堅調に推移する見通し。一方、欧州連合(EU)主要27カ国は11年は7.0%増だが、12年は2.5%増に鈍化しそうという。

同協会の会長だった馬田一JFEホールディングス社長は副会長に退き、新たな副会長にロシア鉄鋼大手セベルスターリのアレクセイ・モルダショフ会長が就く人事も明らかにした。慣例通りならモルダショフ氏は来年、ロシア人として初めて同協会の会長となる。

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