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PC、春商戦ふるわず 3月販売台数6.2%減

調査会社のBCN(東京・千代田)は11日、3月のパソコン(PC)販売動向をまとめた。ノート型、デスクトップ型、タブレット(多機能携帯端末)を合わせた販売台数は前年同月に比べ6.2%減った。前年実績を下回るのは7カ月ぶり。販売不振が続いているノート型、デスクトップ型の落ち込みを唯一好調なタブレットもカバーしきれなかった。

全国の大手家電量販店やインターネット通販の販売実績をもとにまとめた。販売金額も3月は前年同月を10.5%下回った。新生活準備などで最需要期となる3月の実績は年間のPC販売をうらなうとされる。消費者のノート型、デスクトップ型離れが一段と進みそうだ。

3月はタブレットの販売台数が前年同月の約2倍に伸びる一方、全体の約6割を占めるノート型は21.5%減、デスクトップ型も32.8%減だった。米マイクロソフトの新OS「ウィンドウズ8」が登場してから初の春商戦も需要喚起にはつながらなかった。

3月のPC販売に占めるタブレットの割合は29.0%。米グーグルのタブレット「ネクサス7」の登場などで売れ行きが伸びた昨年11月以降、3割前後で推移している。BCNの調査は米アマゾン・ドット・コムの「キンドル」とマイクロソフトの「サーフェス」が対象外のため、実際のシェアはさらに高いとみられる。

BCNの道越一郎エグゼクティブアナリストは13年のPC市場について「年末ころにはタブレットのシェアが5割近くになる可能性もある」と指摘。タブレットがけん引すれば、PC市場全体の販売台数は前年並みを確保する公算は大きくなる。ただ、タブレットより単価の高いノート型の不振の影響が大きく、販売金額では前年を2~3割下回ることもあるとみている。

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