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インテリジェンス買収へ 米ファンド、USENから

金額、320億円前後の見通し

米大手買収ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)は11日、USEN子会社で総合人材サービスのインテリジェンス(東京・千代田)を買収する方向でUSEN側と最終調整に入った。買収金額は320億円前後とみられる。KKRにとっては日本で第1号となる買収案件で、海外ファンドによる日本企業への投資再開を象徴する動きとなる。

有線放送最大手のUSENは転職サービス「DODA(デューダ)」などを手掛けるインテリジェンスの持ち株比率を段階的に高め、2008年に同社を完全子会社にした。だが、その後の景気悪化で09年8月期には2期連続の最終赤字を計上。財務体質の改善に向けてインテリジェンスを売却する方針を決め、入札方式でファンドを中心に買い手候補を募ってきた。

今月初旬に締め切った最終入札にはKKRに加え、米大手のカーライル・グループや国内最大手のアドバンテッジパートナーズなど有力ファンドが応札。最高価格を提示したKKRが優先交渉権を獲得し、最終合意に向けてUSEN側と条件の詰めを急いでいる。

KKRは1976年に米投資銀行出身のヘンリー・クラビス氏ら3人が創業した米買収ファンドの草分け。09年末時点で運用資産は522億ドル(約5兆円)に達し、投資先企業は全世界で約50社に上る。日本には06年に拠点を設立し、これまで多数の投資を水面下で検討してきた。今回のインテリジェンスの買収を機に、日本でも投資を本格化するとみられる。

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