2018年2月26日(月)

欧州車、エコカーで日本勢追い上げ 国際自動車ショー

2013/9/11付
保存
共有
印刷
その他

 【フランクフルト=加藤貴行】ドイツで開催中のフランクフルト国際自動車ショーでは欧州車メーカーがエコカー戦略を加速する方針を示した。独フォルクスワーゲン(VW)は2014年までに電気自動車(EV)など14モデルを発売すると発表。トヨタ自動車など先行する日本車を追い上げる。独ダイムラーも17年から燃料電池車の量産を始める方針だ。

 欧州では20年から欧州委員会が走行時の二酸化炭素(CO2)排出量をメーカー平均で1キロメートルあたり95グラムとする世界で最も厳しい規制を導入する予定。燃費の良いディーゼル車が得意の欧州車メーカーも、エコカー技術の強化を迫られている。

 VWは同ショーで同社初の量販EVとなる「e―up!(イーアップ)」や傘下の独アウディの「A3」のプラグインハイブリッド(PHV)など4モデルを展示した。イーアップの価格は2万6900ユーロ(約360万円)。今秋に欧州で発売し日米にも投入する。VWは最大40モデルまでEVやPHVを増やす。

 独BMWも今秋に同社初の量産EV「i3」を3万4950ユーロで売り出す。来年はPHVの「i8」を発売する。同社のノーベルト・ライトホファー社長は日本経済新聞に対し、トヨタ自動車とのエコカー開発について「両社でハイブリッドシステムなどの技術評価に取りかかっている」と述べ提携が順調であることを強調した。

 独ダイムラーは今年1月、燃料電池車の開発で日産自動車、米フォード・モーターと提携。17年にも共同開発した燃料電池車の量産を始める。ダイムラー幹部は生産規模について「3社合計で数十万台規模になる」と述べた。VWは燃料電池車について「単独で取り組む」(環境技術担当役員)とし他社との提携は否定した。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報