ICTサミット開幕 「スマート革命」テーマに

2012/6/11 10:51
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情報通信分野の技術動向や将来像について議論する「世界ICT(情報通信技術)サミット2012」(日本経済新聞社・総務省主催)が11日午前、日経ホール(東京・千代田)で開幕した。市場が急拡大するスマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)などにけん引されるネットワーク新市場がビジネスや社会をどう変えていくのかなど「スマート革命」をテーマに12日まで講演・討議を開く。

講演に先立ち川端達夫総務相があいさつし「欧州債務危機など不確実性が増すなか、ICTは世界経済の成長エンジンとしての重要性が増す」と指摘。「『ビッグデータ』や『スマートテレビ』などの分野への取り組みが重要」としたうえで、スマートテレビの国際標準化へ「基本戦略を策定し、官民連携の取り組みを進めたい」と語った。

英情報通信担当相のエド・ヴェイジー氏はICT時代を迎えたことで「政府が定める規制もアナログ時代からデジタル時代にふさわしいように見直す必要がある」と指摘。スマホ利用者の急増などに備え「英国で過去最大規模の周波数帯域を開放しようとしている」としたほか、ネットでのコンテンツ利用を見据えて「ゲーム、テレビドラマ、アニメ業界への税優遇を進めて世界企業の投資を促す」と述べた。

一方、ソニーのハワード・ストリンガー会長は「日本経済の復活には、ネット時代と共に育った若者の活用、女性の登用、リスクを取ることを恐れない勇気が必要だ」と強調した。

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