マーベラス、ゲーム開発2社を10月に吸収合併
ゲームソフト中堅で東証2部上場のマーベラスエンターテイメントは10日、ゲームソフト開発のAQインタラクティブ、携帯電話向けゲームを手掛けるライブウェア(東京・新宿)を10月1日付で吸収合併すると発表した。マーベラスが持つ豊富なコンテンツを活用し、高機能携帯電話(スマートフォン)向けなどのゲーム開発につなげる。
新会社は「マーベラスAQL」。東証2部に上場しているAQインタは9月28日で上場廃止となる予定だ。同社の株式1株につきマーベラスの株式7株を割り当てる。
新会社の社長にはAQインタの許田周一社長が就き、会長にはマーベラスの中山晴喜社長が就任する。
マーベラスは家庭用ゲーム機向けにゲーム企画などを手掛けているが、開発は外注している。AQインタはゲームの受託開発が主体。家庭用ゲーム市場が低迷していることから、成長が見込めるスマートフォン向けゲームへの本格参入が早期の課題だった。携帯向けゲームを手掛けるライブウェアを取り込むことで、一貫した開発体制をつくる。
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