新型「E6系」量産先行型が登場 JR東日本、秋田新幹線向け

2010/7/9付
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東日本旅客鉄道(JR東日本)は9日、宮城県利府町の新幹線総合車両センターで秋田新幹線の新型車両「E6系量産先行型」を報道陣に公開した。新幹線区間と在来線区間を両方走れることが特徴で、最高時速は320キロメートル。JR東日本は米国などへ新幹線技術の売り込みを積極化しており、新型車両を受注競争を勝ち抜く切り札に位置付ける。

E6系は秋田新幹線で活躍するE3系「こまち」(最高時速275キロメートル)の後継。外観は白を基調に上部はあかね色という「気品と大胆さを併せ持つ」(JR東日本)色にした。車両前方は約13メートルの長くとがった「ロングノーズ形状」。2012年度末に最高時速300キロメートルで営業運転を始め、13年度末には最高時速320キロメートルで運転する。

車体では新幹線区間で時速を上げても乗り心地を良くするため、最大で1.5度傾く車体傾斜装置を導入したほか、揺れを軽減するフルアクティブサスペンションを全車両に取り入れた。

車体内部では車いす用の大型洋式トイレなどバリアフリー設備を設けたほか、窓側の席などにコンセントを設けるなど出張需要にも対応した。

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