プラズマテレビ市場、事実上の終焉 パナソニック撤退
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パナソニックが2000年代半ばから5000億円以上を投じたプラズマテレビ事業から完全撤退する方針を固めた。子会社の三洋電機が手掛けるテレビ事業の設計・開発などの業務を本体に統合。テレビ事業の構造改革を一段と急ぐ。
テレビ事業の構造改革では、姫路工場(兵庫県姫路市)で生産する液晶パネルでタブレット端末や医療用モニターなどテレビ以外の用途の比率を高める。北米の販売網の合理化にも取り組む。
尼崎工場の...
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