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石油元売り5社、2油槽所を共同利用 安定供給へ総力戦

大震災企業はこう動いた

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東日本大震災では東北・関東にある6つの製油所で生産が止まり、石油製品の供給網も寸断された。東北唯一の製油所、JX日鉱日石エネルギーの仙台製油所(仙台市)は津波を受け、3月11日夜には火災も発生。被災地へいかに早く製品を届けるか、石油元売り大手の模索が始まる。品不足解消の流れをつくったのは、大手5社による油槽所の共同利用だった。

東日本大震災後の石油業界の動き
3月11日地震直後、各社と石油連盟が対策本部を設置
JXエネルギー・仙台、根岸、コスモ石油・千葉など6製油所が操業停止
八戸、塩釜などの太平洋側の油槽所も出荷停止
12日政府から各社に被災地への供給確保要請
14日政府要請に対応する24時間態勢の窓口を石連内に設置
16日極東石油工業・千葉が生産再開
17日東燃ゼネラル石油・川崎が生産再開
18日石油業界、被災地への灯油・軽油のドラム缶4000本配送を開始
JXエネルギー・鹿島が出荷再開
コスモ、四日市と坂出の生産能力増強
21日出光興産、エクソンモービルの塩釜油槽所でタンカーの海上輸送が再開(大手5社が共同利用。出光-JXエネルギー、エクソン-昭和シェル石油、コスモ)
JXエネルギー、根岸を生産再開し、水島の能力増強
23日コスモ・千葉が一部出荷再開
24日東北6県の大手7社系列ガソリンスタンドの稼働状況69%
25日八戸の各社油槽所が順次
再開
30日東北の大手系列スタンドの稼働状況81%
31日東北向けのタンクローリー投入台数が300台に
4月6日東北の大手系列スタンドの稼働状況90%
中旬東北太平洋側の主要油槽所が本格的に出荷再開

個別対応に限界

製油所で生産したガソリンなどの石油製品は、油槽所で一時的に貯蔵し、タンクローリーに積み込まれ...

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