/

オリンパス高山社長「菊川氏、違法性を認識」

オリンパスの高山修一社長は、証券投資の損失隠しについて8日に都内で記者会見を開いた。主なやり取りは以下の通り。

――損失隠しを始めた時期や損失の規模は。

「円高で売り上げが伸びず営業利益が厳しくなり、財テクに走った1990年代とは分かっている。第三者委員会にすべての資料を提示できておらず、金額などの正確な数字については答えられない」

――8日に副社長を解職された森久志氏、常勤監査役の辞任を申し出た山田秀雄氏以外は、損失隠しにかかわっていなかったのか。

「関与したのは菊川剛前社長と森氏、山田氏の3人だ。第三者委に損失隠しの調査を依頼しており、他にも責任のある人間がいれば公表する」

――損失隠しは菊川氏ら3人が始めたのか、それとも以前からの引き継ぎがあったのか。

「引き継いだという認識だ。誰が始めたのかは第三者委の調査で分かり次第、全容を報告したい」

――今日、発表することになった理由は。

「7日夜に森氏から『損失計上の先送りをしていた』との報告を受けた。私が10月26日に社長に就任した際は過去の企業買収について『適正だ』と言ったが、誤りだった。重大な事実と判断したため、発表を決めた」

――菊川氏は違法性を認識していたのか。同氏の今後の処遇は。

「認識していたと思う。菊川氏は『今まで隠していて申し訳ない』と語っていた。すでに社長職を解いているが、第三者委の調査で詳細が判明した後で改めて責任者の処分があるかもしれない」

――責任のある3人らの刑事告発は考えているのか。

「第三者委の調査次第で、必要なら考える」

――マイケル・ウッドフォード元社長の指摘が当たっていた部分もあるが、元社長の処遇は。

「ウッドフォード氏の処遇に変更の予定はない。彼の独断専行的な行動が解任の理由ということは今も変わっていない」

――粉飾決算をしてきたとの認識はあるか。

「大変不適切な処理をしてきたのは事実。上場廃止にならないよう、全力を挙げて努めたい」

――高山社長を含む現経営陣の責任は。

「責任がないとはいえない。第三者委の結果を踏まえ、しかるべきときに責任を取る必要はある。ただし私は会社を何とかしたいと考えており、辞任するつもりはない」

――決算発表のメドは。

「14日にできるよう取り組んでいる」

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連企業・業界

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン