2019年7月21日(日)

オリンパス、菊川前社長ら告発も 社長会見詳報
損失隠しの責任者「菊川氏、森氏、山田氏」

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2011/11/8付
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オリンパスは8日、問題になっている過去の企業買収で支払った多額の報酬や買収資金が、同社の証券投資の損失を解消するために使われていたと発表した。同日の取締役会で森久志取締役副社長執行役員を副社長執行役員から解職すると決議した。

都内で記者会見したオリンパスの高山修一社長との主なやりとりは次の通り。

記者会見するオリンパスの高山修一社長。会見での一問一答を映像で

記者会見するオリンパスの高山修一社長。会見での一問一答を映像で

――いつからどれくらいの規模で損失隠しをしていたのか。

「1990年代ということは分かったが、昨日の段階では、第三者委員会にすべての資料は提示できていない。かなり夜遅くまでやったが、数字はまだ答えることはできない」

――森久志氏、山田秀雄氏以外は関わっていなかったのか。

「菊川剛前会長兼社長、森、山田の三人だ。第三者委員会の中で調査を始めてもらっている。その他の責任のある人間がいれば報告する」

――責任のある3人らの刑事告発は考えているのか。

「必要があれば考える」

――なぜこのタイミングで公表したのか。

「10月27日に私が『適正だ』と発表したが、昨日、森副社長から損失先送りがあると報告があり、極めて重大な事実だと判断し発表した」

――菊川氏の処遇は。

「菊川氏は前回解職した。今後は第三者委員会の調査で、3人以外に広がる可能性もあり、損失先送りの詳しい内容も判明する。その時点で改めて責任者の処分があるかもしれない」

「菊川氏は『今まで隠していて申し訳ない』と語っていた」

――ウッドフォード元社長の処遇は。

「現在、解職をしているが変える予定はない」

――粉飾決算の認識は。

「大変不適切な処理をしてきたのは事実。中間決算の発表をできるように進めているが、それ以降どうなるか分からない」

――上場廃止の可能性を認識しているか。

「上場廃止にならないように、全力を挙げて努めたい」

――これまで「適正だ」と繰り返してきたが、なぜか。

「私は事実を全く知らなかった。前回の発表は間違いだった」

――資金が反社会的勢力などに流れた可能性は。

「森氏の報告によると外部には流れていない」

――具体的には誰の指示で行われたのか。

「先ほど言った関係者がやっていた。私は昨日の報告まで知らなかった」

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