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吉野家、4月の既存店売上高11%増 値下げ効果で

吉野家ホールディングス(HD)が7日発表した4月の「吉野家」の既存店売上高は前年同月比11.1%増加した。前年を上回るのは7カ月ぶり。4月18日に牛丼並盛りの価格を380円から280円に値下げした効果で、客数が13.6%増と16カ月ぶりにプラスに転じたことが寄与した。

4月の客単価は前年同月比2.2%減だった。吉野家は値下げで集客力を高めて、客単価の下落を補う考え。いちよし経済研究所の鮫島誠一郎主席研究員は「値下げした日数が少ないことを考慮すれば、売上高と客数が1割以上増えたことは評価できる」と話す。

吉野家のこれまでの客単価は450円程度だが、値下げで今後は415円前後で推移するとみている。客数が想定通り3割程度増えれば、売り上げが15~20%伸びる計算だ。来店客をつなぎ留められるかが勝負となる。

コンビニエンスストアなどとの競合もあり、業界の環境は厳しい。「すき家」と「松屋」は4月上中旬限定で並盛りを通常の280円から250円に引き下げたが効果は限られ、既存店売上高はそれぞれ20カ月、13カ月連続で前年割れした。吉野家は米国産牛肉の輸入規制緩和で「脂身の多い月齢30カ月以下の牛肉を仕入れることができ、牛丼の味も改善している」と、価格以外の競争力向上も強調している。

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