日揮、米に関連会社設立検討 シェールガス対応
日揮の重久吉弘グループ代表は7日、都内で開いた資源エネルギー関連の国際会議「JOGMECテクノフォーラム」で講演し、新型天然ガスのシェールガスの需要に対応するために米国に関連会社を設立することを検討していると表明した。技術者を500人ほど雇用する方針で、米国市場への浸透とともに情報収集の場として生かしたい考えだ。
重久代表が公の場に出るのは、グループの従業員17人が亡くなった1月のアルジェリア人質事件後では初めて。大型連休中は安倍晋三首相の外遊に同行、日ごろ深い付き合いのある中東諸国やロシアを訪ねた。
シェールガスの出現で「各国がどう動くか非常にデリケートな時代に入っている。近いうちに米国に大きな会社をつくらないといけない」と話した。
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