2018年8月17日(金)

東芝、営業黒字1171億円 半導体が回復

2010/5/7付
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 東芝が7日発表した2010年3月期の連結決算米国会計基準)は、本業のもうけを示す営業損益が1171億円の黒字(前の期は2501億円の赤字)だった。フラッシュメモリーの需要増加で半導体の部門利益が2800億円強改善。人件費など固定費を4300億円削減した。11年3月期は半導体の回復が続くとして、営業利益は前期の2.1倍の2500億円を見込む。

 10年3月期の売上高は前の期比4%減の6兆3815億円。ノートパソコンの売り上げ減少などでデジタル製品部門が4%の減収になり、産業用機器の需要減少で社会インフラ部門も売り上げが減った。液晶はパソコンや車載機器向けが不振で21%の減収。一方で半導体は5%の増収だった。

 半導体の回復はフラッシュメモリーがけん引した。スマートフォン(高機能携帯電話)向けなどに需要が拡大したうえ、東芝をはじめ半導体各社が供給能力を絞り込んでいたことで需給が引き締まり、価格が高水準で推移した。システムLSIは赤字が残ったが、半導体事業として23億円の部門黒字を確保した。

 事業構造の改革費用として570億円を営業外費用に計上。最終損益は197億円の赤字(前の期は3435億円の赤字)になった。年配当は8年ぶりのゼロとする。

 11年3月期は売上高が7兆円と前期比10%増を目指す。半導体で1000億円の部門利益を見込むほか、原子力発電所など電力・産業システム部門で16%増の900億円の利益を計画する。構造改革費用として600億円の計上を予定するが、最終損益は700億円の黒字と、3期ぶりの黒字転換を見込む。

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