米コーニング、静岡から韓国に生産移管 スマホ用保護ガラス

2014/3/7付
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米ガラス大手コーニングは7日、スマートフォン(スマホ)用表面保護ガラスの生産を2015年6月までに、静岡県掛川市から韓国の牙山工場に移管すると発表した。近く150人以上の早期退職を募集し、工場の一部を閉鎖する。

13年10月に韓国サムスン電子の子会社がコーニングに約7%出資すると発表。サムスンはコーニングに韓国で中核部品を集中生産させる方針で、そうした意向に応える。

コーニングの3つの日本法人合計の正社員1200人のうち、約1割を削減する。静岡工場の派遣社員のうち100人以上についても契約を延長しない。

静岡工場は2つの建屋で表面保護ガラスと、液晶パネル用ガラス基板を生産してきた。ガラス基板の生産は継続する。もう一つの堺工場でもガラス基板生産を続ける。

コーニングの表面保護ガラス「ゴリラガラス」は高い強度が評価され、世界シェアは5割超。2位の旭硝子を大きく引き離す看板製品だ。

サムスンは13年10月、完成品、素材や部品の効率的な生産体制を整えるため、コーニングへの出資を決めた。コーニングはサムスンのおひざ元の工場で最先端部品を低コスト生産し、サムスンはスマホやタブレット端末にコーニング製品を大量採用するとみられる。

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