ツムラ、熊本で生薬の栽培面積拡大 漢方需要増に対応
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ツムラは来春から、熊本県で漢方製剤の原料となる薬草の栽培を始める。ツムラは国内の漢方製剤市場でシェアが8割超。漢方薬を処方する医師の増加で市場が拡大していることに対応して、熊本を国内で6カ所目の栽培拠点とする。原料調達の15%を占める国内の栽培拠点を増やし、安定調達体制を整える。
熊本県あさぎり町を中心としてまず、炎症を抑える漢方製剤などに使われるサイコを栽培する。数年前から試験栽培に数十戸の農...
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