2018年1月19日(金)

ドコモの通信障害が復旧 原因は加入者照会の設備故障
172万人に影響

2011/6/7付
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 NTTドコモは6日、関東甲信越の10都県で契約した携帯電話の一部で、音声通話やメールがつながりにくくなる通信障害が発生したと発表した。約172万人分の携帯端末で障害が発生、対象の携帯は全国でつながりにくくなった。障害は同日夜までに復旧したとしている。接続時に加入者情報を照会する設備の故障が原因という。

 携帯電話各社は発信の際に料金支払い状況など利用者情報を瞬時に確認する仕組みを採用している。携帯電話番号ごとに設備が割り振られており、NTTドコモでは故障した設備に接続している利用者の172万回線で不通が起きた。一部はドコモで契約した電話番号を継続してKDDIやソフトバンクモバイルなど他社の回線に乗り換えた利用者も含むという。

 詳細な原因は調査中だが、設備やシステムの更新に伴い不具合が起きた公算が大きい。通信設備はインターネットには接続していないため、ドコモでは「外部からの攻撃ではない」(広報部)とみている。

 通信障害は6日午前8時27分に発生、午後9時過ぎまで続いた。携帯電話がつながる場所でも「圏外」と表示されてしまったり、発信できなかったりといったケースがあった。利用者の「つながらない」といった問い合わせが殺到し、電話窓口などへの申告件数は3000件以上に達した。

 直近の携帯電話の不通事例ではソフトバンクモバイルで5月に関西地方で1日以上に及ぶ通信障害が起きたほか、ドコモで4月にも一部の携帯電話端末で通信ができなくなる障害が発生した。

 最近では携帯電話インフラだけでなく、スマートフォン(高機能携帯電話)の普及で端末そのものの不具合で通信ができなくなる事例も増えている。今後バックアップ設備の確保など再発防止の取り組みが必要となる。

 ドコモの契約約款では、通信障害は24時間以上に及んだ場合のみ料金が返還されるように定められている。

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