2018年10月20日(土)

13年度は6兆7900億円の貿易赤字に 日本貿易会見通し

2012/12/6付
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商社の業界団体である日本貿易会(槍田松瑩会長)は6日、2013年度の貿易収支が6兆7900億円の赤字(前年度は6兆8300億円の赤字)となる見通しを発表した。赤字なら3年連続となる。世界経済の緩やかな回復などで輸出総額は増加するが、発電用燃料の輸入量が依然として高水準で推移。13年度後半には消費税率引き上げによる輸入品の増加を見込むことが影響する。

通関貿易ベースでみた13年度の輸出額は前年度比1.3%増の64兆10億円。世界経済の回復で円安傾向に振れるとして3年ぶりに増加に転じる。自動車関連が伸び、原動機や金属加工機械など一般機械が3年ぶりに増える。電気機器はテレビなどが苦戦し、3年連続の減少となる見込み。

輸入は同1.1%増の70兆7910億円を見込む。医薬品のほか、衣料など身の回りの品目が消費税率引き上げ前の駆け込み需要で増加。原子力発電所の稼働率低下で11年度に増えた液化天然ガス(LNG)など、鉱物性燃料の輸入量が12年度比微減で推移するため、総額では増加となる。

12年度の貿易赤字は6兆8300億円で、11年度の4兆4190億円から赤字幅が拡大する見込み。欧州経済危機や中国の成長鈍化、円高を背景に輸出は3.2%減る。輸入は0.4%増とほぼ横ばい。燃料費や自動車や航空機関連が増える。

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