米サード・ポイント、ソニーの分離拒否「失望」

2013/8/6付
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ソニーの大株主で米有力ヘッジファンドのサード・ポイントは6日、ソニーが同ファンドが提案した映画などエンターテインメント事業の分離上場提案を拒否したことについて、「失望した」との声明を発表した。今後の対応についてはソニー経営陣と対話を続けたうえで、ソニーの株主価値を高めるために「新たな選択を探していく」とだけ述べた。

ソニーがエンタメ事業の経営状態の透明性を高める方針を示したことは評価したうえで、具体策の提示を求めた。

サード・ポイントはソニー株を約7%保有しているという。5月にソニー株の保有を表明するとともに、ソニーが80~85%出資する形でエンタメ事業を分離し、米国に上場すべきだと提案。最近はエンタメ事業の経営陣が能力不足などと指摘していた。

サード・ポイントは「アクティビスト(物言う株主)」として有名。大株主だった米ヤフーの経営陣と対立し、経営トップの経歴詐称問題を指摘して経営陣を刷新。自ら社外取締役に就くとともに、米グーグル幹部をヤフーの経営トップにスカウトした。ソニーへの提案を拒否されたサード・ポイントの対応に注目が集まる。

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