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パナソニック、白物家電で欧州中堅と資本提携

パナソニックは5日、白物家電事業でスロベニア家電最大手のゴレーネと資本提携した。同社の第三者割当増資を約13億円で引き受け、同社株の約13%を持つ第2位の株主となる。冷蔵庫や洗濯機などの生産を同社に委託するほか、製品を共同開発する。2018年度に欧州での白物家電事業の売上高を昨年度比2倍の約1070億円に引き上げる計画だ。

ゴレーネは1950年創業で、12年の売上高は約1700億円、従業員数は約1万1000人。欧州家電メーカーで中堅にあたり、東欧やドイツを中心に白物家電を販売している。

パナソニックはスロベニア年金基金に次ぐ第2位の株主となる。

パナソニックは月内から欧州向け冷蔵庫の生産をゴレーネに委託。洗濯機は15年モデルから共同開発を始め、ゴレーネに生産を委託する。IHクッキングヒーターなど備え付けのビルトインキッチン商品はゴレーネが持つ住宅設備業者の販売ルートを活用し、拡販をめざす。他の商品や購買、物流などの業務でも提携を検討する。

パナソニックは09年に冷蔵庫、洗濯機、12年にビルトインキッチン商品を欧州市場で発売。中国工場から製品を持ち込むなどして販売していた。欧州には英国の電子レンジ工場しかなく現地工場の建設を検討していたが、業績不振により方針を転換。現地企業に出資することで生産拠点や販売網を確保する。

パナソニックの白物家電事業に占める欧州事業の割合は約4%。シェアもわずかだが、欧州市場は付加価値の高い商品の比重が大きい。アジアに次ぐ重要市場と位置付け開拓を急ぐ。一方、ゴレーネはパナソニックから得た資金をもとに、洗濯機などの生産能力を増強する。

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