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シャープ、たんぱく質を短時間で解析 病気診断に活用

シャープは5日、病気に関係する体内のたんぱく質を短時間で分析できる装置を熊本大学と共同で開発したと発表した。液晶パネルで培った技術を活用し、従来の手作業を自動化した。2日かかっていた分析が2時間弱ですむという。大学や公的研究機関向けに9月から販売し、バイオ事業への本格参入を目指す。

シャープがバイオ関連機器を本格的に扱うのは初めて。太田賢司副社長は同日、「(バイオ事業を)将来は新たな事業本部にしたい」と述べた。

新装置では、「ゲル」というゼリー状の専用キットにたんぱく質を含む試料を流し込む。ゲルは2種類あり、電圧をかけるとゲルの間をたんぱく質が移動する。電圧を自動的に調整することで、数千種類のたんぱく質を同時に分析できる。価格は500万円ほど。専用キットは1つあたり6千円。

新装置の性能は熊本大が確認し、脳腫瘍に関係するたんぱく質を新たに発見した。このたんぱく質は微妙な形の違いによって抗がん剤の効き目も判別できるという。病気の診断や薬の開発のほか、牛肉の産地判別といった食品分野にも応用できるとみている。

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