日清食品HD、「味の民芸」売却 サガミチェーンに
日清食品ホールディングス(HD)は4日、うどん店を運営する子会社、味の民芸フードサービス(東京都立川市)の株式を和食店を展開するサガミチェーンに9億円で売却すると発表した。2014年1月7日付で保有する株式すべて(発行済みの71%分)を売却する。本業の即席麺事業に経営資源を集中する。
味の民芸はうどん店など約80店を展開。13年3月期の売上高は51億円、営業損益は4億円の赤字だった。サガミチェーンは中部地方が地盤の和食チェーンで、関東を地盤とする味の民芸買収を通じて店舗網を広げる。
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