国際石油開発帝石、川崎汽船とLNG輸送契約

2013/6/4付
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国際石油開発帝石(INPEX)は4日、オーストラリアで開発中の液化天然ガス(LNG)プロジェクト「イクシス」のLNG輸送契約を川崎汽船と結んだと発表した。2016年から15年間(最長で40年)、日本に年90万トン、台湾に年175万トンを運ぶ。川崎汽船は約450億円を投じて2隻のLNG運搬船を川崎重工業と三菱重工業に発注した。日本向けの新造船は川崎汽船とINPEXが共同保有する。

日本向けには子会社のインペックス・シッピングと川崎汽船が輸送契約を結んだ。オーストラリア北部のダーウィンから、建設中の直江津LNG受け入れ基地(新潟県上越市)に共同保有船で輸送する。専用船の輸送能力は15万5300立方メートル。インペックスは建造費の一部を負担する。同社が船舶を保有するのは初めて。

イクシスから最大の販売先となる台湾中油(CPC)向けには、輸送能力が18万2千立方メートルと、球形タンクを持つ「モス型」としては世界最大の船舶を川崎重工業が建造する。

「イクシス」は年間840万トンのLNGと160万トンの液化石油ガス(LPG)を産出するプロジェクト。権益と販売先の7割を日本勢が占め、16年末までの生産開始を目指している。

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