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三越伊勢丹が定休日、そごう・西武は元日営業

収益拡大策の違い鮮明

三越伊勢丹ホールディングスは4日、2013年度から伊勢丹新宿本店(東京・新宿)など首都圏の全9店で2月と8月に定休日を設けると発表した。従業員の働く環境を改善して接客水準を高め、客の購入額を引き上げる狙い。一方、そごう・西武は幅広い客層を呼び込むため、来年から全26店で元日営業を始める。百貨店市場が縮むなか、収益拡大策の違いが鮮明になってきた。

三越伊勢丹HDは定休日を伊勢丹府中店(東京都府中市)で2月、8月にそれぞれ月1日、ほかの8店では2日ずつ設ける。併せて首都圏の5店では13年4月から営業時間を30分~1時間短くする。販売員を派遣するアパレル大手など取引先からの要望に応える。

11年8月から定休日を試行してきた三越伊勢丹HDは「百貨店本来の質の高い販売体制を築くことでついで買いを促すなどし、来店客1人当たりの購入額を引き上げる」として本格実施に踏み切る。

そごう・西武は、競合するショッピングセンターなどに歩調を合わせて原則、年中無休になる。元日営業に踏み切ることで、冬物のバーゲンセールを他の百貨店より1日早く始める。アパレル大手からの協力はおおむね得られているもようだ。

高島屋など他の大手百貨店では現状維持の方針だ。定休日を増やせば減収のリスクが高まり、正月営業に踏み切れば従業員の労働強化につながるとし、「このタイミングで習慣を変える必然性はない」(高島屋の鈴木弘治社長)という。

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