2019年9月22日(日)

東電、大雨で揚水発電所3カ所が使用できず

2011/9/4付
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東京電力は4日、台風12号の影響で管内の3カ所の揚水発電所の運転ができなくなり、供給力が一時的に170万キロワット低下したと発表した。大雨により揚水発電設備の下部ダムの水位が上昇し、上部ダムから水を流すことができなくなったため。ただ、ダム設備の被害はなく、供給力に余裕があることから「電力の安定供給に支障はない」(東電)としている。

運転ができなくなっているのは玉原発電所(群馬県)、電気を購入しているJパワー(電源開発)の新豊根発電所(愛知県)、沼原発電所(栃木県)。揚水発電による供給力として織り込んでいた700万キロワットが一時的に530万キロワットに低下する。東電によると、天候や河川の状態が安定してきた時点で順次、揚水発電所の運転ができる状態になるという。

関西電力も同日、奈良県十津川村と和歌山県日高川町の水力発電所2施設が浸水し、発電できなくなったと発表した。出力は計1万7800キロワット。十津川村の揚水発電所(出力120万6000キロワット)は発電は可能だが、土砂被害で水のくみ上げが困難になっており、通常運転ができなくなる恐れがあるという。復旧時期は未定。ただ当面の電力需給への影響は少ないとしている。

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