ダイハツ、国内の軽自動車生産を1割増

2013/10/3付
共有
保存
印刷
その他

 ダイハツ工業は2013年度の国内の軽自動車の生産台数を期初計画(約63万台)より1割程度増やす。3日に発表した新型軽自動車「タント」などの投入効果に加え、来年4月の消費税率引き上げを前にした駆け込み需要も見込めるためだ。三井正則社長は同日の記者会見で13年の軽自動車市場が業界予想より2割増の210万台超となる見通しを示した。各社の相次ぐ新車投入で軽市場の拡大が続きそうだ。

新型軽自動車「タント」を発表するダイハツ工業の三井社長(3日午後、東京都港区)

 3日に発売したタントはミニバン並みに車内を広くした。運転手の頭部からフロントガラスまでの距離を12センチメートル広げ、両側のドアをスライド式にして乗り降りを容易にしている。軽利用者の6割を占める女性層の取り込みを狙う。燃費はガソリン1リットル当たり28キロメートルで、価格は117万円から。月間1万2000台の販売を目指す。

 ダイハツは昨年末に発売した主力軽自動車「ムーヴ」の生産の一部を滋賀工場(滋賀県竜王町)から京都工場(京都府大山崎町)に移管し、滋賀工場の空いたラインを使って「タント」を集中生産する方針。13年度の軽自動車の生産は70万台を超える見通し。12年度実績は約65万台だった。

 三井社長はタントについて「走りや使い勝手など軽のレベルを超えた商品の投入で登録車から乗り換える顧客も獲得していきたい」と話した。

 軽は車体価格や維持費の安さからハイブリッド車と並びエコカーの代表格として人気を集め販売の4割を占める。タントのような「背高型」と呼ばれる車種は軽市場の3割と市場が拡大。ダイハツはタントの発売を約2カ月前倒しし、同型のホンダの「N BOX」やスズキの「スペーシア」に対抗する。今後も新車攻勢を続ける構えで、「開発期間を短縮化しシェア首位を守りたい」(三井社長)という。

共有
保存
印刷
その他

電子版トップ

企業・業界をもっと詳しく

企業がわかる。業界がみえる。ニュースとデータをまとめてチェック!

【PR】

【PR】

主要ジャンル速報

北海道 7:01
7:01
東北 7:01
7:01
関東 7:01
7:01
東京 7:00
7:00
信越 7:00
7:00
東海 7:05
7:01
北陸 6:02
6:01
関西 6:05
6:01
中国 7:01
7:00
四国 7:01
7:00
九州
沖縄
12:59
10:33

【PR】



日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報